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宝くじの高額当選者は、幸せになれるのか?

節約術

宝くじの高額当選者

お金があれば、幸せになれるとは限らない。

むしろ、自分がコントロール出来る以上のお金を、苦労せずに手にした人の運命は、悪い方向へ向かうようだ。

これは、過去の宝くじ高額当選者達が証明している。

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宝くじの高額当選者達の末路は?

宝くじとは

国や自治体が発売する、現金が当たるくじ。

種類は大きく分けて下記の4つ。

  • ジャンボ宝くじ
  • 通常宝くじ
  • 数字選択式宝くじ
  • スクラッチくじ

当選金額や、くじの買い方によって種類が異なる。

ジャンボ宝くじ

年に5回発売され、1等の当選金額は7億円。

前後賞合わせると、10億円にもなる、国内最高額の宝くじ。

ロト7

毎日発売され、37個の数字から7つの数字を自分で選ぶ、毎週金曜日に結果が分かる数字選択式宝くじ。

一等の当選金額は、最高4億円。

キャリーオーバーが発生すると、最高8億円。

ロト6

43個の数字の中から、6個の数字を選ぶ数字選択式宝くじ。

1等の当せん金額は最高2億円で、キャリーオーバーが発生すれば、最高4億円になる。

毎日購入出来て、毎週月曜日と木曜日が、抽選発表。

ビンゴ5

ビンゴゲームの様な宝くじ。

1等の当せん金額は約555万円。

毎週水曜日が当選発表となっている。

ミニロト

31個の数字の中から、5つの数字を選ぶ数字選択式宝くじ。

1等の当せん金額は約1,000万円。

毎週火曜日が当選発表日。

ナンバーズ3

好きな3桁の数字を選び購入する数字選択式宝くじ。

1等の当選金額は、約10万円。

抽せん日は、年末年始を除く、毎週月・火・水・木・金曜日。

ナンバーズ4

好きな4桁の数字を選び購入する数字選択式宝くじ。

1等の当選金額は、約100万円。

抽せん日は、年末年始を除く、毎週月・火・水・木・金曜日。

スクラッチ

スクラッチカードを削って、その場で結果が分かる超簡易宝くじ。

1等の当選金額は、5万円~5,000万円。

宝くじの税金

宝くじの当選金には税金がかからないが、主催者側が取るテラ銭が約55%も取られる!

宝くじを、1万円分買った時点で5,500円も損している計算になり、テラ銭の高さから、「愚か者に課せられた税金」や、「第二の税金」と呼ばれている。

一般的なギャンブルのテラ銭は下記の通り。

  • 競馬 約25%
  • 競輪 約25%
  • 競艇 約25%
  • パチンコ 約15%

宝くじは、倍以上のテラ銭をとっている。

当選確率はどのくらい?

日本の宝くじの場合、1等の当選確率は、1000万分の1と言われている。

世界一安全な乗り物と言われている、飛行機が墜落する確率が、20万分の1なので確率的に相当高いのがお分かり頂けるだろう。

宝くじを購入するのは、お金の賢い使い方なのだろうか。

ちなみに筆者は、300円以上当選したことがない。

史上最高額の宝くじ当選金額は?

アメリカで2017年の8月に出た、7億5870万ドル(日本円で、約830億円)の当選金額が、宝くじの最高当選金額と言われている。

パワーボールと言う6個の数字を当てる宝くじで、当選した女性は即職場に退職すると連絡したそうだ。

この女性は、一括で370億円を受け取る選択をしたが、この金額でも散財をしなければ、一生豊かな生活を送ることが出来るだろう。

当選金額を、どう使うのか気になるところだ。

彼女の夢は、のんびりと暮らすことだそうだが、TVで顔を出してしまっているので、周りはそうはさせてくれないかもしれない。

高額当選が歩む道の多くは茨の道?

宝くじ当選者の、約45%が5年以内に全額を使い果たしてしまうというデーターがある。

一般的な年収の人が、ある日突然宝くじに当選して大金を手にすると、人生が変わってしまう。

お金は便利だが、人の人生を狂わしてしまう強力なエネルギーを持っているのだ。

人は、汗水垂らして稼いだお金はかんたんには使わないが、楽して手に入れたお金は、あっという間に使ってしまう。

いわゆる、あぶく銭というやつだ。

使いだしたら、無くなるのはあっという間。

どこからともなく現れる会ったこともない親戚や、顔も覚えていないような友人からの金の無心で人間関係はボロボロに。

最後は無一文になり、家族はバラバラになり、手元に何も残らず破産してしまうケースもあり、『宝くじなんて、当たらなければと良かった』と口にする者もいる。

まとめ

お金は人をしあわせにも不幸にも出来る。

宝くじの高額当選者達が、お金の知識を持ち合わせて、正しいお金の使い方をすれば、自分達だけでなく、多くの人達をしあわせに出来るだろう。

しかし、宝くじを当てた半数程度があっという間に、資産をなくしてしまう現状を考えると、「もし当たれば何をしたいか?」なんて話で盛り上がっているぐらいが、ちょうどいいのかもしれない。

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