35歳の平均貯金額はどのくらい？お金を増やすポイントも紹介

35歳の平均貯金額はどのくらいなのだろうか？

以前、25歳の貯金額について書いた記事に、多くの反響を頂いた。

やはり、自分の資産状況を同年代と比較するのは大切なことだし、まわりがいくら貯めているのか気になるというのが人の心理だろう。

今回は、働き盛りである、三十路半ばの貯金額を紹介していこう。

35歳の貯金額は？働き盛りの三十代の資産状況。
まとめ

35歳の貯金額は？働き盛りの三十代の資産状況。

厚生労働省のデーターでは、30～39歳の平均貯蓄金額は、515万9千円となっている。

「35歳」というキッチリとした、データーは見当たらなかったが、この数字を参考にするのがいいだろう。

参考元：厚生労働省

35歳の平均年収

まずは、男女分けずに35歳全体の平均年収から。

DODAのデーターによると、平均年収は489万円となっている。

20代とは違い、職場でより重要なポジションに就いていたり、責任ある仕事を任される年齢。

給料は右斜め傾向だが、子育てなどで出費も増える時期。

出産・育児が落ち着いた女性が、社会復帰する年齢でもある。

35歳男性の平均年収

男性のみをピックアップすると、平均年収は510万円。

上司と部下の間で板挟みになりがちで、何かと仕事の壁に当たる時期でもあるが、体力的にバリバリ頑張れるタイミング。

ここでの努力が出世に大きく影響する大事な時期。スキルを磨き会社にとって無くてはならない存在になろう。

35歳女性の平均年収

35歳女性の平均年収は395万円。

結婚して、子育て追われる女性も多く育児と家事で忙しいタイミングだろう。

子供が小さいので、正社員で働くのは難しくパートでやりくりする女性も多いだろう。

インターネットを活かし、フリマアプリなどで自宅で収入を得るノウハウを身につけ、節約して家計を切り詰める事で貯金出来るお金を増やしていこう。

35歳におススメの資産運用

銀行に貯金していても金利が低すぎるので、将来のためにもう少しアクティブに運用したいと思う人もいるだろう。

年金の信用度は、既に無いに等しい時代となってしまったのに、寿命は延びる一方。

長寿がリスクとなる中、老後の生活資金も自分で何とかしなければならない。

消費税も増税傾向にあるので、対策の一つとして、資産運用のスキルも身につけよう。

FXやバイナリーオプションなどへの投資は、リスクが高すぎるので控えておいた方がいいだろう。

日々の値動きが気になり、仕事が手につかなくなるのは避けなければならない。

投資のスタンスは、長期での運用が絶対条件。

多少の含み損など気にせず、どっしり構えておくぐらいの気持ちに余裕が持てる投資がストレスなく運用出来る。

筆者がおススメするのは、インデックスファンドを毎月定期的に買う方法。

値動きを読むチカラは不要で、ただ機械的に毎月決めた額を買うだけの投資だ。

NISA口座を設定すれば、120万円までの運用は利益が出ても無税となり、税金も優遇される。

筆者が、使っているのは楽天証券。

取り扱い銘柄が多く、取引画面が分かりやすいのが特徴で、サポートセンターの対応がいいのもポイント高い。

独身と既婚者の貯金額の違い

独身者と既婚者を比べると、当然独身の方がお金を貯めやすい。

既婚者は、家族を養わなければいけない。

家族の人数にあった大きな住居が必要になったり、子供の教育費や食費などいろいと、必要なお金が増えてくる。

独身時代に、貯めれるだけ貯めておく方が懸命だ。

貯金はルールを決めて、長期で取り組んでいかなければならない。

固定費を見直そう

給料 – 出費＝貯金出来る額

いくら貯金に回せるかは、給料の多さと出費の少なさに影響される。

まずは、毎月必ず必要な固定費から見直そう！

収入を増やすより、使うお金を減らす節約の方が労力が少なく、手っ取り早い。

家賃・住宅ローン

一般家庭の出費の中で、一番大きなウエイトを占めている家賃や住居ローンから見直そう。

例えば、毎月の家賃が1万円安い物件に引っ越せば、年間にして12万円を貯金出来る。

5年にもなれば60万円と、まとまった額になる。

しかし、引っ越し費用がかかったり、職場が遠くなったり、子供が転校を余儀なくされるケースもあるだろうから、その辺りも考慮しなければならない。

住宅ローンに関しては、返済の総額が少なくなる可能性が大きいので、積極的に繰り上げ返済や、借り換えを検討しょう！

ポイントとしては、どんどん銀行員に相談して、良好な関係を築きあげる事。

待っていても、いい話はやってこない。情報は自分から取りに行かなければならないのだ。

銀行的にも、借りたい人が少ないので、貸したくて貸したくて仕方がないタイミング。

借り換えの話なんて、喉から手が出るほど欲しいのだ！

色んな銀行から相見積もりを取り、有利な条件を引き出そう！

適切な生命保険を選んでますか？

必要のない保険に入っていないだろうか？

何十年も前に入ったままの保険。

当時はその保険で良かったかも知れないが、競争の激しい保険業界は日々条件のいい商品が生み出されるし、年齢と共にライフスタイルも変わるので、保険の見直しは定期的にした方がベターだ！

まとめ

35歳の平均貯蓄額は、515万9千円程度だった。

貯蓄額を増やしたいのであれば、収入を増やすか支出を減らす努力が必要。

支出を減らしたいなら、まず固定費の見直しから！

ウエイトの大きい家賃・住宅ローンがポイント。

無駄な保険は解約し、自分にあったものを選ぼう。

以上、35歳の平均貯金額はどのくらい？お金を増やすポイントについて紹介させて頂いた。