500円玉は、現在流通する硬貨の中で、一番額面が高い。
100円玉と並び、よく使用する利便性の高い硬貨である、500円玉をちょっと変わった角度から紹介したい。
知っていると得をする雑学として活用してもらいたい。
500円玉について学ぼう!
500円紙幣
500円紙幣をご存知だろうか?
昭和生まれの人は、覚えているだろうが、平成生まれの人は存在を知らない人も多いだろう。
幕末から明治にかけて活躍した日本の政治家・岩倉具視の肖像画が印刷され、平成6年4月に発行が停止された。
その後は、1982年(昭和57年)に発行された、500円玉に切り替わり現在にいたっている。
硬貨と紙幣の両方が存在する、ちょっと不思議なお金だったためか、筆者は500円紙幣が特別に感じて、子供の頃集めていた時期があった。
500円玉のデザイン変更
500円硬貨は、一度リニューアルをしている。
韓国の500ウォン硬貨と、非常に似ていて自動販売機やATMが誤認識をしてしまうトラブルが多発。
当時の自動販売機は、返却レバーを押すと、入れた硬貨とは別の自動販売機内にプールされた硬貨が出てる仕組みだったため、500ウォン硬貨を入れると、500円玉が出てきたのだ。
500ウォンの価値が50円程度だったので、自動販売機のオーナーや銀行に大きな被害が出た。
対策として、デザインと素材を変更した経緯がある。
新500円玉は旧500円玉に比べて、亜鉛が含まれニッケルの含有率が少なくなり、熱伝導の影響で、機械での偽造500円玉の判別可能になった。
500円玉の重さは?
500円は約7グラム。
百円玉の重さは4.8グラム。
価値は5倍なのに、重さは百円玉5枚分より軽い。
500円玉のヒミツ
実は500円玉には、「NIPPON」の文字が、散りばめられているとまことしやかに噂されている。
発行元の日銀は公表していないうえに、あまりにも小さな文字のため、肉眼では見えない。
筆者も自分の目で確認したいと思い、虫眼鏡で見てみたが不可能だった!
高性能なルーペや、顕微鏡をお持ちの方は、確認してみてほしい。
希少価値の高い500円玉
500円玉の中には、発行された年によってプレミア価格で取引されているものがある。
- 昭和62年
- 昭和64年
特に、昭和62年のものは、発行枚数が少なかった関係で、額面の倍以上の価格となっている。
もし、手元にあるなら、大事に取っておくことをオススメする。
500円玉貯金
500円玉と言えば、500円玉貯金をイメージする人も多いだろう。
筆者もマイペースで実践している。
フトコロが淋しくなれば、すぐに切り崩せるメリットのようなデメリットのお陰で、あまり貯まらないが(笑)
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