天体観測は、お金を使わない節約遊びの代表格だ。
節約の心得は、以前に書いた記事を参考してもらいたい。
家族で行くも良し!恋人と行くも良しと、年齢層を問わず多くの人が楽しめる自然を活かしたアクティビティである。
冬は空気が澄んでいて、夏より多くの星が見えるシーズンなので、今回は徳島で最も美しい星空が見える場所の一つといわれる佐那河内村の大川原高原へ行ってきた。
徳島の大川原高原は、天体観測に最適!
徳島・大川原高原ってどんなところ?
大川原高原は、天体観測所が建設されるほど沢山の星が見える名所である。
近くにキャンプ場や、牧場もあるようで自然を満喫出来る地域であることは、間違いないだろう。
徳島の中心地から車で約60分というアクセスのしやすさも人気の秘密かと思われる。
IT企業のサテライトオフィス先として有名な神山町のお隣といえば、ピンとくる方もいるかもしれない。
佐那河内村には以前お遍路さんで、上勝町の慈眼寺に行く時に近くを、自然いっぱいでステキなとこだった。
香川県から大川原高原へのアクセス
夜に高速道路を走る機会があまりないので、運転はいつもより慎重に、ヘッドライトやタイアの空気圧は適切かなどの確認も十分に行った。
自分の家(香川県・うどん県)からは、高松中央インターから高松道を利用するのが一番。
もちろん、ETCマイレージが貯まるように、登録したETCカードを利用する。
徳島の最初のインターである、板野降りて国道1号線を南下。
その後、21号線に入り438号線を下っていく。
山頂にトイレがあったが、夜は暗くて怖いので大川原高原への山道に入る前の、サークルK佐那河内店で済ませておくのがいいだろう。
長い山道の注意点
大川原高原への山道に入ると、両サイドにみかん畑が広がっている。
徳島といえば、すだちのイメージが強いがみかんの生産もしているようだか、地元に住む友人は愛媛産のミカンのほうが味はいいと言っていた。
かなり山深いとこまで、入っていくがさほと険しい山道ではない。
しかし、時より対向車が来ると避けれないほど、道幅が狭くなる所があるので注意は必要。
夜なので、極めて交通量は少ないが、距離的にかなり長い山道なので乗り物酔いをする人は事前に酔どめの薬を飲むなど準備をしていた方が良いだろう。
実際に、同乗していた友人が車に酔ってしまい、かなり苦しそうだった。
せっかくの星空を楽しむためにも、気をつけて欲しい。
頂上付近に着くと車を止めるスペースがある。
感動の星空
車を降りた瞬間、頭上には、まるでプラネタリウムの様な星空が広がっていた。
20年前にオーストラリアのエアーズロック周辺で見た星空にも負けていない星の数だ。
流れ星をいくつも見る事が出来た。
風力発電の施設があり、巨大な風車が回っているので、独特の雰囲気だ。
遠くの方には、徳島の街明かりがあるので、空の低い位置の星はあまり見えないのが少し残念ではある。
大川原高原の野生動物達
帰り道で、野生動物を見れる嬉しいオマケがあった。
タヌキ、ウサギ、そしてなんと鹿まで!!
お金を払っても出来ないプライスレスな体験である。
まるで夜の動物園状態に、同乗者達も大興奮。
徳島から、たった1時間で行ける距離にも、自然がまだまだ残っているというのを実感した出来事だった。
冬場の寒い時期に行く方は、路面の凍結にご注意頂きたい。