家計のやりくりって、ほんとに大変!
手取り給料のなかから、食費や家賃・車のローンなどを支払ったうえで貯蓄もしなければいけない。
子供の将来のために学資保険をしていたり、なにかあった時の生命保険も外せないだろう。
悲しいけど、生きていると必ずお金は出ていく。
家計のやりくりは大変!!水道光熱費の見直しから
家計のやりくり上手になり、生活にかかるコストの見直しや節約術を身につける必要性は多くの人が感じているのではないだろうか?
燃料価格の高騰でガソリンや電気料金がじわじわと値上がりしている。
ガソリンはいつの間にか130円付近で、筆者が運転をはじめてから記憶している中で最も高い水準。
水道光熱費の値上がりは今後も続くようだし、やりくりをうまくして少しでも家計にお金が残るような知恵をつけよう!!
家計のやりくり上手の第一歩はトイレの節水から
まずは、家庭の水がどの様に使われているかを確認してもらいたい。
トイレ:28%
風呂:24%
炊事:23%
洗濯:16%
洗面・その他:9%※出典:東京都水道局
家庭のやりくりを改善させるために、まずは水道の消費量を大きく占めるトイレとお風呂の水の使い方を見直そう。
トイレを流すために、一回あたり約5リットルもの水が必要なのをご存知だろうか?
5人家族が1日に2回づつトイレを流せば、50リットルの水を消費することになる。
トイレに利用する水を節約するためには、節水リングをタンクの中に設置するのが効果的だ。
取り付けも数分ですみ、水の消費量を30%程度抑えることができ、設置している間はずーっと節水可能と誰もがかんたんに家庭のやりくり上手になれるオススメ商品だ。
節水シャワーヘッドは家計の強い味方
続いては、お風呂の節水強化で家計のやりくり上手になろう。
シャワーは、10分間で100リットルも水が必要で、シャワーの水の消費量をいかに抑えるかがポイントとなる。
そこで、水の勢いを落とすことなく30%程度節水ができる、節水シャワーヘッドがオススメだ。
シャワーに必要な水が節水できるということは、シャワーから出るお湯を沸かすガス代も節約にもつながり、2重に得をする家計にうれしいアイテムである。
設置も、今使っているシャワーヘッドをひねって取り替えるだけと、工具すら必要ない商品が多いので女性でも安心だ。
節水コマを使おう
私が生まれ育った香川県は、万年水不足で悩まされている地域である。
夏の暑い時期に、ダムの水が干上がり底に沈んだ建物が見える映像をニュースで見たことがある方もいるだろう。
小さい頃から、祖母に「水道の水は鉛筆の細さしか出してはダメ」と教えられてきた。
その様な環境のせいか、市や町から希望者に無料で節水コマが配られている。
節水コマの節水効果は最大で50%と、非常に大きなパフォーマンスが期待できる見逃せないやりくり術だ。
取付けには、個人でも可能だが水道の元栓をしめる必要があるので、必ず事前に取付方法を確認するように。
電気代のやりくり術は、LED電球に変えることから
数年前と比べて、少ない電気の量で使え電気料金が節約できる家電が増えてきている。
しかし、エアコンなどを買い換えるのは初期費用も大きいので大変。
そこで家計のやりくり上手さんにオススメなのが、家中の電球をLED電球に交換すること。
ふつうの白熱電球と比べ値段は5倍以上するが、普段の電気使用量が格段に少なくて済むので数年使えば確実に元がとる。
更にLED電球の寿命はノーマル電球とは比べ物にならないほど長いので、長く使えば使うほど電気料金が節約できて家計のやりくりが楽になる。
LED照明は明るさも全然違う。
電気料金が下がって家計にやさしいうえに、部屋も明るくなるので一石二鳥である。
プロパンガスを比較サイトで見直す
もし、あなたがプロパンガスを利用しているなら、家計のやりくり上手になるため&ガス代を節約するために少し調べた方がいいかもしれない。
プロパンガスを提供しているガス会社は、都市ガスと違って自由料金制でガス代を決めている。
要はガス会社によって、料金が違うのだ。
アパートなどの集合住宅に入っているガス会社の中には、給湯器などの機材費用をガス会社が負担するからと大家さんに交渉して契約をとり、入居者に割高なガス代を請求して利益を得てる業者が多数存在する。
入居者も、疑いもせずに請求された額を払っている。
比較サイトで調べて、ガス代が大幅に高いようなら、大家さんにガス会社を変更してもらえるように交渉することがうまくやりくりするためには大切。
持ち家の場合は、比較サイトの診断結果が高いようなら変更を検討しよう。
関連:年間5万円以上安くなる?!プロパンガス料金を節約する方法とは?
比較サイト:プロが選んだ優良ガス会社をご案内【ガス屋の窓口】
家計のやりくりが赤字
もし現在、家計が赤字の状態であれば、急いで改善が必要だ。
収入と支出のバランスは適切だろうか?
まずは、一つ一つ紙に書き出して、把握していこう!
当たり前だが、収入が支出以上であれば家計のやりくりは成り立たない。
収入が少ないようであれば、収入を増やす努力を、支出が多すぎるようであれば、支払いを減らす努力が必要。
やりくり状況の把握には家計簿をつけるのが一番。
慣れるまでは、めんどうな作業に感じるが、習慣になってしまえば収支の流れを読み解くのに必要不可欠なものである。
家計のやりくりが下手だと、諦めずコツコツ続けていこう。
関連記事:節約には家計簿!めんどうな作業を軽減し、継続する方法
クレジットカード
クレジットカードは、キャッシュレスでポイントやマイルが付く便利なものだが、つい使いすぎてしまう人も多い。
手元の現金で支払うのであれば、なくなっていくのが一目瞭然だが、クレジットカードは翌月に明細が手元に届くまでいくら使っているのは把握しずらいデメリットがある。
もし、クレジットカードを使いすぎているのであれば、クレジットカードの断捨離も家計のやりくりを改善するには有効な手段だ。
解約までしなくても、財布から出して、家に保管しておくだけでも、使いすぎを予防出来るので検討してもらいたい。
無駄な保険料を払っていないだろうか
保険は一度契約すると、なかなか見直しをしないものの代表格。
現在の収入に適切なプランならいいが、無駄なを保険料を払っている人は多い。
もし万が一の事があれば、保険の営業員に言われるままに加入しがちだが、保険は宝くじと揶揄される事があるくらい恩恵を受ける人は少なく、基本的には払い損となる。
保険の見直しは、定期的に行おう。
ファイナンシャルプランナーが、無料で相談に載ってくれる保険の見直しサイトで、適切な保険を選ぶのがオススメ!
公式サイト:満足度96% ~無料保険相談~
家賃は年収の2割が目安
家賃は、収支の大部分を占める。
家は、仕事の疲れを癒やしたり、家族の時間を楽しむ場所と、出来るだけ快適な物件を選びたいところ。
しかし、快適であればあるほど、家賃が高いのが実情だろう。
一般的に、家賃は収入の2割り程度に収まる範囲で、探すのが良いとされている。
今、あなたが住んでいる場所はどうだろうか?
収入に対して、高いようであれば、まず大家さんに家賃交渉してみてはいかがだろう?
家賃が下がらないようであれば、引越を検討するのも長期的に見ると家計のやりくりにプラスとなるはず。
住んでいる所を変えるのは、大きな労力がかかるが、それを上回るメリットも大きい。
タバコやお酒の嗜好品は控える
タバコやお酒の出費は、地味に家計に響く。
やめれば、その分の出費がまるまる手元に残るのだ。
やめるのは無理でも、量を減らす努力はしていこう。
筆者は、下記の書籍でタバコをやめた。
読むだけでやめれるので、困っている人は参考にしてもらいたい。
まとめ
今すぐ出来て、家計のやりくり達人になれる方法をいくつか記載させて頂いたがポイントとしては今すぐはじめることである。
LED照明や節水シャワーヘッドなど紹介した道具は、近所のホームセンターなどで販売されているし、ネットで購入することもできる。
次に電球が切れたときになどと考えずに、多少のロスが出ても可能な限りはやく切り替えることで家計にとってプラスになる。
タイム・イズ・マネーとよく言われるが、家計のやりくりに一番必要なのは行動力だろう。
以上、家計のやりくりは大変!まずは水道光熱費を節約する知恵を紹介させて頂いた。