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国民年金の受給額を増やすための【付加年金】とは?

節約術

今回は誰でも出来る、国民年金の受給額をアップさせる方法を紹介させて頂く。

老後の収入源として必要不可欠な年金。

本当に貰えるのか?と心配している人は多いのではないだろうか?

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国民年金とは

日本国内に住む20歳以上60歳未満の人達が加入し、その人達が納めるお金で、受給者の生活費を支える制度だ。

・今納めているお金が、今まで納めたきた人の助けになる。
・今納めることによって、将来受給する権利を確保する。

一見、とてもステキな仕組みに思えるのだが、周囲の意見を聞いてると、年金は信用出来ないとの声をよく聞く。

「消えた年金」と呼ばれる納付記録漏れ問題の不信感や、少子高齢化にともない制度自体が破綻するのではないかと思っている人が多いようだ。

会社員は、国民年金とは別に厚生年金がりそちらに加入する。

国民年金の納付率

国民年金の受給額を増やそう

納付率は約60%で、10人中、4人は払っていない計算になる。

若い年齢ほど、未納率は高いようだ。

払っていない主な理由は以下のものだろう。

・支払う額より受け取る額が少ないと思う
・年金制度を信用していない
・収入が少なくて払えない

「そんなに払っていない人がいるなら、自分も払わなくてもいいのでは?」と思うのは早計だ。

国民年金は税金からの補填があるので、個人的には国民年金の将来を心配せずに支払っておいた方が得策だと思っている。

国民年金の支払いは国民の義務でもあるのだから。

国民年金は、一体いくら貰える?

国民年金はいくらもらえる?

現在、国民年金の受給額は月額約6万5000円。

今後、医療の発展や、食の品質向上で平均寿命が伸びて、高齢化がどんどん進み、年金が貰える額も減りも受給開始年齢も遅くなる可能性がある。

高齢になっても働けるように、早め早めに準備しておきたいものだ。

国民年金はいつから貰える?

国民年金の受給開始年齢は基本的には65歳から。

だが、繰り上げて早い年齢で貰うことも出来る。

繰り上げて受給開始年齢を早めた場合は、受給額が減るので注意しなければいけない。

逆に、繰り下げて受給開始年齢を遅くした場合は、受給額が増える。

何歳から貰うのが一番いいのかは、その人の寿命や資産背景などによって異なるので、ケース・バイ・ケースだ。

繰り上げの手続き後は、変更が出来ないので、あとになって後悔しないように熟考した上で決断しよう。

たった2年で回収できる付加年金とは?

国民年金の受給額を増やすための付加年金

実は、ちょっとした工夫で受給出来る国民年金の受給額を増やす方法がある。

毎月の国民年金の支払いに400円足すことで、付加年金という制度を利用できるようになるのだが、この制度を活用することで受給額を増やせるのだ。

200円×付加年金を納付した回数分を、国民年金に上乗せして受け取れるようになる。

10年間、付加年金を納付した場合、48000円(400円×12ヶ月×10年間)の支出に対して、24000円(200円×120ヶ月)ほど毎月受給額が増えて、たった2年で支出を回収できる。

付加年金のデメリット

国民年金基金との併用は不可なので注意が必要。

国民年金か、付加年金のどちらか自分に合った方を選ぼう。

まとめ

正直、国民年金だけでは老後の生活が不安である。

今回紹介した付加年金は、メリットがデメリットを上回る人にとっては、少しでも国民年金の受給額を増やすために活用すべきだろう。

筆者も国民年金を払っているが、老後を年金だけでやりくりしていくのは無理だと思っている。

・今のうちに、複数の収入を作りあげておくこと。
・高齢になっても、働けるスキルを身につけておくこと。

あくまで、国民年金はいくつかある収入の1つ程度に捉えておくの正解だろう。

もし年金がもらえなくても、他の収入でカバー出来る仕組みを作り上げるのが大切だ。

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