プリンターの印刷コストは、メーカー純正インクを使っていると非常にコスパが悪い。
これはメーカーがプリンター本体を安く販売し、ランニングコストであるインク代で利益をあげる企業戦略を取ってるからだ。
印刷コストを削減する方法をいくつか紹介する。
互換インクカートリッジで、インク代を節約
互換インクカートリッジを使って、印刷のコストを下げる方法がある。
楽天などで、「互換インクカートリッジ」のキーワードで検索すると、各メーカーのプリンターで使用できるインクが販売されている店が出てくる。
カートリッジの型番や、プリンター本体の型番で検索ができ、一般に出回っているメーカー品のプリンターなら互換性のある格安カートリッジが販売されているはずだ。
メーカー純正品と比べ、格段に安いうえに送料無料の店も多くプリンターの印刷コストを下げてことが出来る。
ただ、互換インクカートリッジのデメリットとして、メーカー純正品と違い、質はお店ごとに違うので当たりハズレがある。
粗悪品はプリンターの寿命を縮めてしまう可能性もあるので、必ず購入前に店のレビューや商品レビューを確認してから自己責任で購入するようにしよう。
ダイソーの詰め替えインクという選択肢
さらにコストを下げたいという人は、ダイソーで売られている詰め替えインクを試してみてはいかがだろうか。
何と言っても価格が税込み108円である。
自分で詰め替える必要があるため、多少の手間が必要だが印刷コストを下げたいなら文句は言えない。
詰め替え方は、こちらの動画で詳しく解説されているので参考にしてもらいたい。
女性でも出来るくらいかんたんな作業だ。
メーカー純正品と比べると、たしかに質は落ちる点があるが、とにかく印刷出来れば問題ないのならかなりいい選択肢ではないだろうか!
繰り返すが、コストはたったの108円。
レーザープリンターを使っている人には、リサイクルトナー
レーザープリンターは、インクジェットプリンターよりもインクのコストが安い。
しかし、用途として業務で使うケースが多く、大量印刷をしている人が大半だろう。
インクジェットプリンターの純正インクと同じく、メーカー純正のトナーは非常に高い。
そこで、プリンターのランニングコストを抑えるために、リサイクルトナーの使用をオススメしたい。
リサイクルトナーとは、使用済みのトナーを回収し、お店が独自にトナーを詰めて再販売している商品だ。
メーカーは、リサイクルトナーの使用を推奨はしていないが、デメリットを考慮しても検討する余地があるほど コストが安くて使い勝手はいい。
ただこちらも、お店によって品質がバラバラな点は注意が必要である。
いかにクオリティーの高い店を探し出し、キレイに印刷できるかがポイントの1つになる。
筆者はbrotherのレーザープリンターを利用しているのだが、数年前から純正品をやめ、リサイクルトナーに切り替えた。
印刷の質も気にならないほど高く、いままで一度もトラブルがない。
あまりにも安いので、ドラムもリサイクルドラムに切り替えたほど愛用している。
ソフトを使って更にインクの節約効果を狙う
最後に、プリンターのインクを節約できる印刷ソフトを紹介したい。
このソフトは設定次第で、インクを最大50%節約できるのだが、劣化なくきれいに印刷できる。
寿命が倍になるのだから、インクを半額で購入したのと同じだ。
そのソフトの名前は、「なんでもエコ印刷 フリー版」。
フリーソフトとなっているため無料で利用できるのだが、非常に高性能。
ページごとにインクの節約をしたり、ページ内の部分的な場所(例えば、図の部分のみ)だけインクを節約するなど細やかな設定が出来る。
まとめ
印刷は仕事で使っている場合、毎日のようにするもの。
今回紹介した方法は、購入先を変えたりソフトをインストールするだけの、誰でも出来るかんたんなものだ。
早目に試して、少しでも印刷のコストを下げてもらえたらと思う。