主婦歴30年の節約のプロに聞いた節約・時短の知恵を伝授させて頂く。
冷蔵庫の保管していたシワシワ野菜を美味しく食べる方法
野菜を買ってくると、なぜか野菜のおすそ分けを頂き、冷蔵庫の野菜室が思った以上にいっぱいになったことはないだろうか?
そんな時は、使いきれずに冷蔵庫の中でシワシワになってしまう。
だが、見た目が悪いからと、捨てるのはまだ早い。
ちょっとした知恵を加えると、まだまだ美味しくいただけるのだ。
まず、皮を向いてやや小さめに刻み、ザルに並べて天日干しで十分乾燥させる。
完全に乾いた状態で、汁物などの具にして水分を戻してやれば、野菜のうま味がぐっと引き立つ。
パスタを茹でる時のガス代を節約する
パスタを茹でるときは、8分程度茹でるのが一般的だ。
茹でている間は、火をつけっぱなしにしなければいけないので、このガス代を節約できないかと編み出されたのがこの技。
・一度沸騰させて、火を止めたお湯に塩を入れ16分間パスタをつけておく。
・16分たったら再度沸騰させて、パスタを1分間茹でる。
この茹で方だと、ガス代を節約できるうえに、火を止めている16分間はコンロで他の調理ができて、一石二鳥だ。
そして、この方法で茹でたパスタは、普通に茹でるよりもモチモチしておいしい。
出汁は水出しを使いガス代を抑える
和食の命といわれる出汁は、固形や粉末のものを使うより、昆布や煮干しなどの食材から取るのが一番!
しかし、ネックは手間がかかるところ。
昆布を自ら煮て、沸騰直前に取り出す程度ならまだいいが、沸いたお湯に鰹節を入れさらしで濾すのは面倒くさい。
そこでオススメしたいのが、頭と腹ワタをとった煮干しと、感想昆布を一晩水につけておく方法。
水出しポットを使えば濾す必要もなく、かんたんに翌日使う量ができてしまう。
卵の賞味期限が、切れたら加熱して食べよう。
実は、卵の賞味期限は生食で安全に食べれる期間が記載されている。
賞味期限が切れていても、2週間程度は加熱をすればまだまだおいしくいただけるケースが多いので、安易に捨ててはいけない。
卵を常温保存で安全に食べれる期間は、以下を参考にしてもらいたい。
・夏場:14日程度
・冬場:55日程度
しかし、殻が割れているものや、ヒビが入っているものは、中に雑菌が入りこんでいて傷んでいる場合があるので注意が必要だ。
賞味期限が切れそうになれば、卵焼きにして冷凍しておくという手もある。
まとめ
日本の食品ロス率の半分は、家庭から出ている。
以下の2点を意識するだけでも、食費の節約になるはず。
・買いすぎない
・買いだめは控える
・買えばきちんと使い切る
・賞味期限を意識して買い物をする
今回紹介した、節約・時短の知恵を使い、食品の無駄を極力減らそう。