一人暮らしの場合、1ヶ月の水道料金は約1,500円と言われている。
地域によって多少違いがあるが、2ヶ月分請求がくるのが一般的だ。
今回は、もう少し水道料金を抑えたい人向けに、水道代金の節約の仕方を紹介したい。
一人暮らしの水道代を安くしたい
人は生活するうえで、こんなに水を使っている
以下に水の使用量をまとめてみた。
- お風呂:約180リットル(1回)
- シャワー:約100リットル(1回)
- トイレ:約4リットル(1回)
- 洗車:約150リットル(1回)
- 皿洗い:約50リットル(1回)
- 歯磨き:約6リットル(1回)
これらを、節水グッズや、流しっぱなしをやめることで、少しずつ減らして水道代を安くするのが目的である。
数名で住んでいるよりも、一人暮らしは自分の意志のみで、かんたんに節水出来るので、ぜひチャレンジしてもらいたい!
水道代は地域によって格差がある
水道代金は、全国一律ではなく、同じ県内でも場所によって差がある。
最安値と最高値の地区を比べると、なんと8倍もの料金差があり、降水量が少ない地域が高いのかと思いきや、そういう訳でもない。
各市町村が、人口や維持費によって料金を設定している。
水道代の内訳
水道代は、従量料金と下水道料金の合計が、2ヶ月毎に請求される。
従量料金、下水道料金共に、使用量に比例して料金が高くなる仕組みだ。
あまりにも使用量が多いと、検針の際に水道局の人からお尋ねがある。
以前、屋上タンクの修理の際に、いつもより大量に水を消費していたようで、声をかけられた事がある。
もし漏水などをしてる場合、素人では気が付かないので、確認してもらえるのは、ありがたい。
一人暮らしで、水道代を安くする具体的な方法
ここからは、水道代を安くする方法を紹介する。
一人暮らしだからこそ、すぐに取り掛かれるものが多い。
お風呂で使う水を節約する
家庭で一番水の使用量が多いのは、お風呂だと言われている。
なんと、消費する水量全体の、40%程度を占めている。
家族と一緒に住んでいる場合は、湯船のお湯を追い焚きなどで、上手に使いまわすのがいいが、逆に一人暮らしはシャワーでサッと済ませる方が安くつく。
ホームセンターや、ネットショップのAmazonなどで購入出来る、節水シャワーを使うのが、一番手っ取り早く節水出来て、水道代がお得になるのでオススメ。
トイレは節水リングがポイント
お風呂に次いで、水の使用量が多いのがトイレ。
トイレはお風呂と違って、1日に何度も行くのでどうしても、水を多く必要とする。
流すレバーが、「大」と「小」の二種類あるので、可能な限り小レバーを使って流すように心がけよう。
トイレによって差があるが、大レバーと小レバーでは、水の使用量が約2リットルも違うそうだ。
長期的に見ると、節水タイプのトイレに取り替えるのがいいが、賃貸物件ではむずかしいうえに、費用も高くつく。
そこで、オススメなのが節水リングというアイテム。
タンクの中の排水弁に取り付けるだけで、自動的に水の量を減らせる。
キッチンの水道代を抑えたいなら、節水コマを使おう
一人暮らしをしている人の中には、節約のために自炊をしている人も多いだろう。
料理をすると、野菜を洗ったり食器を洗ったりと、必ず水が必要となる。
キッチンでの節水方法でオススメしたいのは、節水コマ!!
節水コマは、安くて費用対効果が非常に大きい。
かんたん取り付け可能な、節水蛇口も併用すればなお水道代が抑えられる。
飲料水に関しては、おすすめのウォーターサーバーについてまとめているので、参考にしいもらいたい。
まとめ
いくつか具体的な節水方法を紹介してきたが、とにかく、節水グッズを取り付けることと、流しっぱなしをやめること。
日本住んでいると、感じられないが、水は世界中で不足している大切な資源だ。
なにより、水を大事に使うことが、一人暮らしの水道代金を安くすることにつながる。