先月、タイに住む友人から、タイ人に日本を案内したいから手伝ってくれないか?と連絡があった。
バンコクから関空に飛び、陸路で神戸を経て徳島・香川・岡山というルートを予定しているので、香川の宿や観光スポットのスケジュールを組んでくれという話だった。
そのタイ人はタイで飲食店を5店ほど経営している起業家さんなので、日本の飲食店に興味があるとのこと。
タイ人起業家の目的とは?
詳しく話を聞いていると、スイーツ店や和牛を扱うフランチャイズチェーンのビジネスモデルが知りたいようだ。
他の国のビジネスを自国に持ってきて展開するケースは、日本でもよくあること。
しかし、和牛ビジネスに関心があるとはおどろいた。
日本に住んでいると、日常過ぎて気がつかないが一歩海外に出ると日本の良さがわかると言うが、たしかにアメリカ産やオーストラリア産の牛肉よりも国産のものがはるかに美味い。
丸亀でうちわ会社の視察があるようだったので、宿はJR丸亀駅前のアパホテルの手配をしてあげた。
ディナーはリクエストの焼肉店へ!
正直、わたしも焼肉は久しぶりだったのでワクワクしていた。
店に着いてとりあえずビールを注文かと思えば、タイ人の起業家は冷たい飲み物より温かいものがいいと日本酒の熱燗を注文。
そそくさと乾杯を済ませ、お肉をオーダーした。
まずは赤身の肉からだ。
和牛のロースとカルビ・ハラミ・牛タンを注文し、運ばれてくるやいなや、パシャパシャと写真撮影である。
自分で焼くスタイルも珍しかったようで、楽しそうだった。
タレが醤油と味噌の二通りあったのだが、どちらも大好評。
一通り赤身肉を食べたら、特上シリーズを頼んだ。
いかにも高そうな霜降り肉だ。
こちらは、生わさびと醤油を付けていただいたのだが、この食べ方がタイ人の起業家に喜ばれた。
どうやら、タイではチューブのわさびがメインのようで、鼻にツゥーんとくるものしか食べたことがなかったようだ。
だが、自分は安い赤身肉のほうが断然好きだ(笑
そして、ユッケや生センマイなどの生肉にも興味津々!
タイ人の起業家に聞いたこと
食事中にビジネスのことを色々聞いた。
成長している国だからか、ビジネスにはとことん貪欲。
日本人のように、お金に関してコンプレックスが全くないようで、稼ぐことに抵抗のない自由な発想がうらやましかった。
彼いわく、タイは空前の日本食ブームで、日本で成功している飲食店の仕組みを持っていくだけで億万長者になれるとのこと(笑
バンコクには、億ションも誕生しているぐらい成長著しい国である。
日本と物価や人件費の差も年々埋まっていくだろう。
タイ人のおおらかな人柄や、温暖な気候も魅力的だ。
チャンスがあればタイでのビジネスに参入してみたいものである。
今回は、おもてなしだったので食事代はわたしの奢り(笑
Edyで支払い可能な店だったので、Edyで支払いをした。