新幹線の自由席は、当然指定席よりも安い。
しかし、混んでいて座れない確率が高く、席が空いていない場合は、車両と車両のトイレの前などで立って過ごさないといけない。
新幹線を利用数場合のほとんどが、旅行や県外出張などの長距離移動だろう。
出来ればシートに座って、弁当を食べたりして、ゆっくりくつろぎたい。
今回は、少しでも自由席シートの争奪戦に勝てる可能性を上げる方法を紹介する。
ちょっとしたコツで、新幹線の自由席に座れる確率は上がる
新幹線が走っている地域
現在、新幹線は以下の路線で運行されている。
- 東海道新幹線
- 山陽新幹線
- 東北新幹線
- 北海道新幹線
- 山形新幹線
- 秋田新幹線
- 上越新幹線
- 北陸新幹線
- 九州新幹線
沖縄と四国地方以外の、大きな都市を結び、飛行機の次に早く目的に到着できる移動手段として、多くの人達を運んでいる。
路線は今後も開発予定の地域があり、ますます便利になっていくだろう。
新幹線 座席の種類
新幹線では、主に次の4つの座席が設けられている。
- グランクラス
- グリーン車
- 指定席
- 自由席
一番料金が高いのが、「グランクラス」で、飛行機で言うところの、ファーストクラスだ。
シートの質から、サービスまで他の座席とは圧倒的に待遇が違う。
下に行くほどランクが下がり、値段も安くなる。
今回は、新幹線代を節約するために、一番安い自由席でいかに座れる確率を上げれるかがポイントとなる。
新幹線の自由席は、当日購入可能
意外にに知らない人が多いようだが、新幹線の自由席は当日でも、みどりの窓口などで購入可能だ。
時間帯によっては、指定席が満席でも自由席は空いている場合がある。
しかし、自由席が満席だからといって、誰も座っていない指定席に座るのはNGだ。
新幹線の自由席の混雑状況
当然だが、他の交通機関と同じように、出勤時や帰宅時の時間帯は混雑している。
自由席に座りたいのであれば、出来るだけ日中や終電間近の空いている時間を狙って利用するようにしたい。
週末や大型連休時は避ける
これは、新幹線の自由席に座りたいのであれば、鉄則だろう。
週末ぐらいなら、時間帯によっては、座れる場合もあるだろうが期待してはいけない。
少し高くなっても、指定席を利用したほうが、結果的に疲労せずに満足度も上がるだろう。
この辺りは、トレードオフなので、快適さをお金で買うスタンスも大切だ。
大型連休時は、よっぽどの幸運の持ち主でなければ、絶対に自由席には座れないので、期待しない方がいいだろう。
N700系の自由席の狙い目
車両がたくさん連なる長い新幹線。
実は、新幹線の車両によって、席数が違う。
例えばN700系の場合、以下のようになっている。
- 1号車 65席
- 2号車 100席
- 3号車 85席
- 4号車 100席
- 5号車 85席
運転席やトイレの配置の関係でこの様になっている。
1号車と3号車の座席の差は、35席もあるのだ。
カンのいい人なら、もうお気づきだろうが、やはり席数が多い車両の方が、座れる確率は高くなる。
筆者の貧乏学生時代の話になるが、この事実を知らなかっために、席がとれずに立ったまま目的地まで過ごした経験が何度かある。
普段電車に乗り慣れていなくても、一時間程度なら我慢できるが、それ以上は苦痛以外の何物でもない。
座って駅弁を食べたり、読書をしたりして、移動時間は有意義に使いたいと思うものだろう。
始発の駅から乗るのが断然有利だろう。
もし、一本見送れば次の新幹線は、その駅が始発となる場合は迷わず一本遅いのを選ぼう。
少し余裕を持って、家を出れば十分対応出来る範囲だろう。
快適な移動時間を手に入れるために、惜しんではいけない努力だ。
もし、自由席に座れなかっても大丈夫
次の駅まで待って、駅に近づいたら、降りるために荷造りをしている人をいち早く見つけよう。
すかさず近づいて行き、「次に、座ってもいいですか?」と自分から声をかけるのだ!
きっと笑顔で、譲ってもらえるはず。
筆者は若い頃は、この方法をよく使っていた。
しかし、他の乗客も狙っているので、スピード勝負となる。
勇気を出して、素早く声をかけよう!
まとめ
新幹線の自由席に座れないのはツライ。
出来るだけ指定席で、快適な旅を楽しむのをオススメするが、節約のために今回紹介した方法で自由席を狙うのもアリだろう。
とりあえず、自由席のチケットを購入し、空席がなければ車掌さんに追加料金を払い指定席に変えてもらう方法もある。